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●歯と歯ぐきの病気について(お口の中のばい菌とは?)
人の口の中には、約300種類以上の細菌が住んでいます。生れたばかりの赤ちゃんの口の中や腸の中には細菌はいませんが、母親、兄弟から、口の中に特有の多くの細菌が移り住みます。
歯が生え始めると、虫歯をおこしやすい細菌や、歯周病をおこしやすい細菌が入ってきます。
口の中に移り住んだ細菌をはじめ、食物の種類、食べる回数、唾液の量や質、歯と歯肉の間からしみでてくる体液(歯肉溝液)によって、その細菌の増え方、歯面への接着の仕方が変わってきます。
ある条件が整うと、細菌の集団は歯の表面にくっつき、ネバネバの糊を分泌して、いろいろな種類の細菌を集め、増殖して厚い層になります。この細菌のかたまりが歯垢(デンタルプラーク)です。
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左の写真はその歯垢の顕微鏡写真です。いろいろな種類の細菌が混ざり合って塊をつくっています。 |
また、下の写真は歯磨きをしないで歯垢がどのようについていくのか実験したものです。
、 、 はそれぞれ2日目、3日目、4日目の状態を表したものですが3、4日目ぐらいになると歯垢が爆発的に増えていくのがわかります。
お口の中は36〜37度ぐらいの、湿潤した細菌が繁殖するには最も良い環境になっていて、歯の周りに甘いものや、食べたかすがあると、細菌はよろこんでそれを餌にして、爆発的に繁殖し、虫歯をつくる酸を産生するほか、歯ぐきの病気をおこします。
通常、歯磨きをすると、歯の間や、歯と歯ぐきの境目などに磨き残した歯垢が残りやすく、数日間そのまま残されると、歯ブラシだけでは取れにくい硬い歯石として歯の周りにくっついて残ってしまいます。こういった状態が続き、徐々に虫歯や、歯肉炎、歯周病、にかかっていくのです。
上の写真は同一のお口の中の写真です。自分では綺麗に磨いてるつもりでも、歯垢が赤く染まる特別な液を用いて染め出すと右上のような歯垢がびっしりとついた状態の時があります。
歯垢は白く歯と同じような色をしているので見分けることが難しいかもしれませんが、手鏡などを使ってよく見るとわかります。良くわからなければ、歯医者さんに行って、上手な歯磨きの仕方を教えてもらいましょう。
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